ギャッツビーは、ライン2をコンパクトにしたモデル
ギャッツビーとライン2は、 デュポンのライターの中でも、最も有名なシリーズです。
また、ギャッツビーもライン2も、 デュポンのライター独特の「開閉音」が鳴るモデルとして知られています。
( 念のため、メーカーは公式に音を保証はしていませんが )
デュポンのライターはドラマなどでもよく使われますが、
やはりほとんどの場合、ギャッツビーかライン2が使われています。
歴史的には、ライン2→ギャッツビーという流れでリリースされました。
1950年代にライン1というシリーズで
デュポンのライターの歴史が、本格的に始まりました。
そのライン1をスリムで使いやすくしたものが、
ライン2(LINE2)というシリーズです。
その後、ライン1のラインナップは減っていき、
ライン2がデュポンライターの中心を担うようになりました。
そして、ギャッツビーというシリーズは、
そのライン2をさらにコンパクトにしたモデルとして、
1980年代に誕生しました。
どんどんコンパクトになっていくのは、
技術的な向上と、時代背景もあるのだと思います。
ギャッツビーとライン2は何が違うの?
では、具体的にギャッツビーはどのように、ライン2をコンパクトにしたのか?
というと、ガスタンクの容量を減らしています。
その結果、見た目のサイズとしては、 縦のサイズがコンパクトになっています。
・ギャッツビーのサイズ:37×56×11mm
・ライン2のサイズ :37×62×11mm
ガスタンクの容量を減らしているので、
ギャッツビーのほうが、ガスの充填量が少なくなっています。
デュポンのライターで使うガスは、 シリーズ(モデル)ごとに異なりますが、
これは、ガスの容量に応じて種類がわかれているからです。
ギャッツビーは緑のガスリフィル、ライン2は金のガスリフィルになります。
ライター | ガス・リフィル | 使用方法 | フリント | |
ライン2 | ゴールド | ![]() |
ねじ込み式(使いきり) | グレー |
ギャッツビー | グリーン | ![]() |
ガスタンクの容量以外に違いはないのか?というと、
基本的にその他部分は同じです。
そもそもギャッツビーは「ライン2をコンパクトに」
というコンセプトで作られたものなので、使用感も酷似しています。
重さは若干、ギャッツビーが軽いですが、 劇的に軽くなってはいません。
金属を削りだしてライターを作るという デュポン独自の製法は、ライン2もギャッツビーも同じです。
あと、金額的にはギャッツビーのほうがリーズナブルな価格帯になっています。
比較的若い人は、ギャッツビーを使っている人が多いかもしれません。
逆に、ドラマなどでお金持ちの役柄の人が、デュポンライターを使うシーンではライン2が多いですね。
ギャッツビーとライン2の違い~まとめ~
・ギャッツビーは、ライン2をコンパクトにしたもの
・ガスの容量が異なり、使用感、その他はほぼ同じ
・ギャッツビーのほうが、リーズナブルな価格帯
その他、細かい点で気になることがあれば、お気軽にご質問ください。